女医

下肢静脈瘤の疑いを感じたら|すぐに病院で受診・手術を

細胞分裂を抑制する治療

検診

目に見えない異常細胞

癌の治療は、多くの場合は手術によっておこなわれますが、手術では全ての異常細胞を除去できないことがあります。異常細胞が多く集まって腫瘍となっている場合には、目視することができるので、切除も比較的容易に行なうことができます。しかし異常細胞が点在している場合には、目視できないので手術では除去することが難しいのです。放射線治療は、このような場合に行なわれています。異常細胞が細胞分裂によって増殖することで、癌は進行していくのですが、放射線治療を受ければ、その細胞分裂が抑制されます。つまり異常細胞が増えにくくなり、癌の進行が止まるということです。放射線治療は、手術中にもしばしば行なわれます。病巣を切り取った後に放射線を照射すれば、仮に目に見えない異常細胞がその場に残っていたとしても、放射線の力で増殖が抑えられるのです。

体の外側から照射

癌は、病巣の場所によっては手術が困難になることがあります。たとえば脳に病巣がある場合には、頭蓋骨を部分的に切り取り、脳を掘り進む要領で病巣を露出させ、切り取らなければならないのです。当然体の負担が大きく、手術によってかえって寿命が短くなってしまう可能性もあります。そのような場合にも、放射線治療が行なわれます。放射線治療では、先述したように病巣に直接放射線を照射することもできますが、体の外側から照射することも可能となっているのです。たとえば脳の場合は、頭蓋骨はもちろん頭皮も切らずに、放射線治療を進めていくことができます。癌がごく初期という場合には、これのみで完治させることもできるので、放射線治療は注目を集めています。